英語英米文学科

Department of English Language and Literature

【英語英米文学科】トロントでのワーキングホリデー

2016.05.19

お知らせ

トロントでのワーキングホリデー

英語英米文学科の学生の中には、ワーキングホリデーで海外に行き、貴重な経験を積んでくる人がいます。本日はその1人である松井亮介君(3年生)からのレポートをお届けします。
トロントでのワーキングホリデー
みなさんこんにちは。人文学部英語英米文学科の松井亮介です。僕は2年生の終わりに休学をして、カナダのトロントという場所にワーキングホリデーをしてきました。ワーホリというもの、制度そのものについては、インターネット等を見てみてください。 ワーホリに行きたいという方は年々増えていますし、実際に多くの方が僕に質問してきてくれます。お金はいくらかかるのか、どこの国が良いのか、何をしていたのかなど。今日は少しでも多くのことを、事実を、みなさんにお届けできればと思います。 まずは一番多い質問がお金についてです。 いつの時代もお金は大事ですね!ワーホリのサポートを斡旋している会社に尋ねると大体帰ってくるのが100万円というものでした。(僕も実際に何件かに聞きました)考えてみてください。大学2年生だった僕が100万円なんか用意できるわけないじゃないですか。ちなみに僕が用意できたのは35万円です。これでも本当にきつかったです。ではなぜ3分の1まで費用を抑える事が出来たのか。理由は1つです。「出来ることは全部自分やる」です。 例えば、海外保険、最初の家探し、ビザ、航空券、プラン、などなど。やらなければいけないことはかなりあります。ただこれらをやることは全て経験に繋がります。ビザの発給手続きは基本全て英語ですし、航空券もどこが安いのか、海外保険はどう工夫すれば安く抑えられるのか、いろいろなやり方がありますし、結構大変ですが、65万円分だと考えたらやる気がでませんか?僕の方法をここに書くと書ききれないのでもし聞いてみたいって人がいたらぜひ、直接聞いて下さい! 次に多い質問がどこの国が良いのかについてです。 ワーホリという制度を受けて入れている国は、英語圏では、オーストラリア、ニュージーランド、カナダ、イギリスなどがあります。僕が行った時は、オーストラリアとニュージーランドは、受け入れ制限は無かったですが、カナダ、イギリスは制限がありましたので、それらの国に行きたい場合は早め早めの行動をすることをお勧めします。オーストラリアは季節が逆、カナダでは非常に寒い地域もあるなど、自分の行きたい場所、希望する気候などに合わせて選ぶのがいいと思います。トロントは全体的に札幌によく似ているような気がしました。
トロントでのワーキングホリデー
トロントでのワーキングホリデー
3つ目は僕がしていたことです。 僕は最初の1ヶ月だけ語学学校に通い、その後はFigsという北米系のブランチを取り扱っていた店で働いていました。仕事仲間、上司はみんな英語を話す人たちだけで、英語を学ぶという環境にしては本当に良い場所で働けたと思っています。トロントでは移民が非常に多いので、実際に僕の同僚や上司も移民の方が多かったです。Figsではヨーロッパ系の方達が主に働いていました。それでも共通の言語は英語のみなので、レストラン内で飛び交うのは英語のみです。最初から容赦なくくる英語に疲れた時もありました。最初は厨房側で働いていましたが、最後の方ではサーバー(日本でいうホール)も任されて、英語に関しては本当に伸びたと思っています。 ただ、ここで働くまでに本当に精神をすり減らすような経験もしてきました。地元で働くまでは、何回も面接を受けたし、日本食レストランで働くしか道は無いんじゃないかと考えたこともあります。でも自分のやりたいことは何か、ということを最後まで忘れずにやりきったからこそ今があると僕は思っています。 場所によっては本当に高給だったり、法律違反レベルのブラックな場所だったり、本当に様々な店が存在しています。そして、仮にワーホリに50万円の初期費用がかかったとしても、その費用以上の貴重な経験ができると思っています。行きたいけどもう一歩が踏み出せない気持ちは僕もよく知っています。でも僕は大学生の間に行った方が絶対に良いと思います。ワーホリは30歳までしか行けない制度です。今悩んでいるならぜひ一歩踏み出しましょう!僕は基本F館にあるF217 のサークルNoGenreか火曜金曜に学校に居ますので声をかけてください!
トロントでのワーキングホリデー
  • 発行日: 2016.05.19