米国オレゴン州グレシャム市のマウントフッドコミュニティカレッジ(以下MHCC)の学生さんの本学での学びの後半にも盛りだくさんのイベントが用意されていましたので、ご紹介しましょう。
大学祭で模擬店を出店!
第52回札幌学院大学祭(6月29日開催)の日程が、ちょうど重なったマウントフッドコミュニティカレッジ。「自分たちの大学をサツガクの学生や、地域の方々に知ってもらおう!」と、模擬店を出店しました。クイズ形式でMHCCをPR。クイズの正解が多かった人にはたくさんのMHCCグッズやアメリカの駄菓子が配られました。
模擬店では日本語と英語が飛び交い、多くの来場者で大盛況。本学の安孫子建雄理事長も足を運んでくださいました。
MHCCグッズヤアメリカの駄菓子。いろいろあってどれをもらおうか、迷ってしまう
来場者が多くなり、二手に分かれてクイズを出題しています
来場者のみなさんは、クイズに解答するだけでなく、学生さんにアメリカの生活のことなど様々な質問をします
Japanese Culture mini Festivalで一緒に楽しもう!
7月1日(月)は、英語英米文学科2年生の専門科目のOral Communication Cを利用して、「日本文化ミニフェスティバル」を行いました。コマ、けん玉、折り紙、将棋、書道、よさこい、たこ焼き、茶の湯、浴衣など、それぞれのグループで、思い思いに日本の文化を紹介しました。
平たい一枚の紙が立体的になるのが興味深いといいます
ちょうど浴衣にいい季節になりました。美しく着ることができていますね!
たこ焼きをつつきながら会話が自然にでてくるタコパの魅力。
あたたかな雰囲気のフェアウェルパーティ
いよいよお別れの7月5日(金)には、フェアウェルパーティを開催しました。
誰でもが参加できるように、オードブルやピザ、パン、お菓子、飲み物を持ち寄り、ホストファミリーはじめ、一緒に勉強してきた本学の学生たち、ちょうど高雄大学から日本語の勉強に来ている台湾の学生たち、英語英米文学科の先生たち、この国際交流事業に協力をしてくださった江別市教育委員会生涯学習課生涯学習係のみなさまなど、MHCCの学生たちとの別れを惜しむ方々がたくさん集まりました。
会場では、今回の交流事業のきっかけとなったオンラインミーティングの様子から、つい先ほどの授業での取り組みの様子までを編集した映像が流れ、参加者は楽しそうに、懐かしそうに見入っていました。また、学生たちのアイディアで風船が会場に置かれ、会場の角で風船バレーをする学生たちもいて、歓声をあげていました。
この風船が海を越えて、わたしたちをまたつなげてくれるような気持ちがしています
2週間はとても短く感じられました
「HOKKAIDO LOVE」の文字をみつけ、北海道をさらに好きになってほしいなと思いました
あっという間に過ぎた2週間でした。
江別市でホームスティをしたMHCCの学生たちは、日本での生活や言語に直接触れる機会を得たことでしょう。また、本学の学生たちは、言語や文化だけでなく、多様な価値観を学ぶ貴重な機会となったことでしょう。なかには、日本ということを客観的に見るようになった学生もいるかもしれません。
英語英米文学科は、今回の国際交流事業をきっかけに、楽しく有意義な交流をさらに続けていきたいと思います。プログラムに関わってくださったすべてのみなさま、どうもありがとうございました。
- 発行日: 2024.07.11
- 札幌学院大学 人文学部 英語英米文学科
- 住所:〒069-8555 北海道江別市文京台11番地
- 電話番号:011-386-8111