札幌学院大学ダイバーシティ推進宣言

札幌学院大学「ダイバーシティ推進宣言」について

 札幌学院大学は、第二次世界大戦後の新しい時代を いかに生きるべきかを模索する意欲溢れる若者とその声に共感する教職員によ り 1946 年に 札幌文科専門学院 として 創立 されて 以来、学ぶ意欲のある者に広く門戸を開放し、多様な個人を受け入れてきました。創立当初から男女共学であったこと、また 勤労学生に配慮して夜間部(二部)を設けていたことは 、そうした建学の気風の発露といえます。そこには、性別や経済的理由により学びを諦めることがあってはならないという先達の強い思いが込められています。
 その思いは今日に至るまで脈々と 受け継がれています。札幌学院大学を象徴するブランドメッセージは One life,Many answers 「人生は一度きりだけど、たくさんの answer がある」。札幌学院大学には今も様々な answerを追い求める多様な個人が集まり、刺激を与え合い、自分を見つけ、らしさを磨き、社会に生きる力を身につけ、市民社会の一員として巣立っていきます。
 札幌学院大学はこれからも、いかに生きるべきかについて多様な answer が尊重され、共存する学びの場であり続けることを希求します。同時に、多様な個性と価値観が尊重され、共存する市民社会の実現に大学として寄与していくことをここに誓います。

札幌学院大学「ダイバーシティ推進宣言」

 ・札幌学院大学は「自律・人権・共生・協働」の理念を踏まえ 、すべての構成員が多様性を認め合い、尊重し合いながらそれぞれの能力を発揮できる教育研究・就労環境を実現するため、性別、年齢、国 籍、民族、宗教、信条、文化、出身、性的指向、性自認、性表現、障がいの有無、家族関係などに基づく差別を認めません。そしてそうした教育研究・就労環境の実現に向けて検証を怠らず、必要に応じて適切に施策・是正措置を講じるよう努めます。
・札幌学院大学の構成員である学生・教職員等の一人一人はその行動において、多様な個性と価値観が尊重され、共存する市民社会の実現を常に意識し、人権・社会・環境に配慮する姿勢を明確にします。
・札幌学院大学は地域社会に責任ある高等教育機関として、「大学の目的」に倣い、特に北海道におけるダイバーシティの推進に努めます。