SGU Lunch Time Talk

SGU Lunch Time Talkとは、札幌学院大学Collaboration Centerのエントランス(C館2階)にて開催する教職員が伝えたいトピックを話す企画です。

ここで扱われるテーマは、教員の研究テーマはもちろんですが、研究から派生したトピックや、教職員が関心を持って取り組んでいること、学生に是非伝えたいこと、など多様なテーマを取り上げます。

「他の学科にどんな研究を行っている先生がいるのか」、「自分の所属する学科をこえて、興味や関心を広げたい」と感じている学生、「札幌学院大学にはどんなことを研究している教員がいるのか」という地域の方々は、是非ご参加ください。ランチタイムですので、軽食をとりながらの参加でも構いません。

ロゴ

これまでの開催

過去の開催内容の一部をご紹介

2016年度

第1回「人間誰でもネイティブスピーカー」
話し手:佐々木 冠 (経営学部 経営学科 教授/コラボレーションセンター長)

英語を子供の頃から話す人だけがネイティブ・スピーカーではありません。本学の学生の多くは日本語のネイティブ・スピーカーであり、留学生の皆さんは中国語や韓国語やタイ語のネイティブスピーカーです。現代言語学にとって最も重要なデータはネイティブ・スピーカーの直感です。ということは、何も習わなくても全ての人が言語学のデータを持ち歩いていることになります。言語学の分析方法を学べば自分の直感をネタにして研究を成立させることができます。もちろん、他の人の直感を調べて分析することも可能です。話し手は、日本各地のお年寄りから言葉に対する直感を聞いて研究を進めています。
このトークでは、話し手が方言調査で得た知見を紹介します。また、卒論のネタがなくて困っている皆さんに、どこにも行かずにできる言語分析の方法を示します。卒論のテーマが決まらずに困っている人文系の皆さん、是非話を聞きに来てください。
第2回 「オランダ語入門」
話し手:白石 英才 (経済学部 経済学科 教授/教務部長)

オランダはヨーロッパの小国ですが日本同様技術立国であり、さらに得意分野が農業・ウィンタースポーツ・観光、と北海道とも共通点があります。またオランダ人は江戸時代を通じて日本人が接触をもった唯一の「西洋人」であり、当時の知識人はこぞってオランダ語を学びました。蘭学(らんがく)として吸収されたその知識の名残は「ビール」や「コーヒー」といった我々にも馴染みの外来語に見ることができます。
ではオランダ語とはどのような言語なのでしょうか。オランダ在住歴8年の講師がわかりやすく解説します。
[※イングリッシュラウンジとの連携企画とし、英語・日本語を使って解説します。]

Introduction to Dutch Holland (The Netherlands) is a small country in Europe but it is a high-tech giant like Japan. In addition, the leading sectors of the country have many characteristics in common with Hokkaido, e.g. agriculture, (winter) sport and tourism. In the Japanese history, the Dutch were the only ‘Westeners’ who had contact with the Japanese throughout the Edo period. Japanese intellectuals learned Dutch to get in touch with the advanced Western science and technology. Influence from Rangaku (Dutch studies) can be still seen in borrowings like bi-ru (bier) or ko-hi (koffie) from Dutch. The talk is to be held by a lecturer who lived eight years in Holland.
第3回「劇団四季ミュージカル『ウィキッド』の魅力」
話し手:岡崎 清 (人文学部 英語英米文学科 教授/人文学部長)

ミュージカルはアメリカの専売特許と言ってもよいだろう。ヨーロッパの「オペラ」が高級芸術であるのにたいし、移民を多く抱えた一般大衆を観客にもつアメリカはミュージカルが発達した。歌って踊るミュージカルは言葉が多少わからずとも観客は「音」や「表情」「動作」を頼りに演者(役者)を受け止めることができる。
1900年フランク・ボームが発表した『オズの魔法使い』は39年MGMでミュージカル映画となり、今日でも人気が高い。私は小学6年生のとき、東京日生劇場で日本の劇団による『オズの魔法使い』を初めて観た。
この『オズの魔法使い』をいわば後半部とし、前半部を創作したものが『ウィキッド』である。劇団四季が札幌に劇場を構え5月からは『ウィキッド』が上演されている。そこでトークの前半を岡崎が『オズの魔法使い』について解説をし、後半を劇団四季スタッフが『ウィキッド』の魅力について語る。

劇団四季スタッフによる『ウィキッド』解説!
『オズの魔法使い』のプロローグを描いた『ウィキッド』。友情、成長、人生の選択といったテーマは、学生の皆さんの心に強く響くことでしょう。衣裳、舞台装置、照明、音楽など『ウィキッド』の魅力をお話しします。ミュージカルのみならず「芸術」にふれることは、学業、趣味、遊び、恋愛、友人関係、就職活動といった学生生活の様々な場面に新たな”刺激”や”感動”を与えてくれるはずです。劇団四季への質問・疑問も承ります!ミュージカルを観たことがない学生の皆さんもぜひご参加ください!!
第4回「僕って発達障害なの?愛着障害なの? —リアルと映画の世界を行き来しながら—」
 話し手:二通 諭 (人文学部 人間科学科 教授) 二本松一将 (人文学部 人間科学科4年 二通ゼミ)

近年、しばしば話題になる発達障害として括られる高機能自閉症・アスペルガー症候群、ADHD(注意欠陥多動性障害)、LD(学習障害)の傾向を有する人たちは、昔であれば「特定のことに熱中する一寸変わった人」、「同じ失敗を繰り返すので親しみをこめて馬鹿だねーと言われたりする人」、「読み書きあるいは計算は苦手だけれど旺盛な生活力をもっている人」でした。発達障害と並んで話題になるのが愛着障害です。強く警戒、回避したり、無分別な社交性といった対人関係の困難、不安やうつなど精神的な困難を抱えやすくなるのです。これは、死別や離別によって親(愛着対象)がいなくなることや、自分を守ってくれるはずの親から虐待を受け、安全が脅かされる状況から生じるものです。
発達障害や愛着障害のある人たちの多くは,生きづらさを抱えていますが,その一方,豊かな世界と可能性を有しています。暗から明へとドラマチックに転回する存在ゆえ(その逆もありますが)、映画の主人公として燦然たる光を放っています。
今回は、二通が発達障害・愛着障害のある映画の主人公を紹介しつつ、「僕って発達障害ですか?」という問いをもって二通研究室に飛び込んだ二本松が、自身の愛着障害性とその克服のプロセスを熱く楽しく語ります。みなさん、誘い合って来てください。
第5回(教員サポート企画第1弾)「『ドラキュラ』と『ニンジャスレイヤー」
話し手:佐々木 冠(経営学部教授)

『ドラキュラ』を読んでルーマニアを知るのは『ニンジャスレイヤー』を読んで日本を知るのより難しい。でも、何故? ルーマニアと関わって22年の佐々木冠(経営学部教授)が30分で解説します。
ルーマニアに関心がある人、ルーマニアに関心がない人、ホラーが好きな人、忍者が好きな人、単に暇な人。誰でも歓迎します。Wasshoi!
第6回「危機の伝播メカニズム—世界経済のつながりを考える—」
 話し手:新開 潤一 (経済学部 経済学科 講師)

2007-08年に発生した米国のサブプライムローン問題は、世界経済に深刻な景気後退をもたらしました(世界金融危機)。日本も例外ではなく、経済成長率が大幅に低下して多くの人が職を失いました。米国の危機は、主に2つの経路を通じて世界全体に波及しています。日本や東アジアには外国への輸出が減少するという貿易経路を通じて、欧州には金融機関のバランスシート悪化により国内信用が収縮するという金融経路を通じて波及しました。
危機波及の背景には、1990年代以降、経済のグローバル化が進展することで、世界経済の結びつきが強くなったことが要因として挙げられます。たとえば、企業は従来のように自国内で製品を製造して輸出するのではなく、海外工場を建設して部品製造や組み立てを行い、そこから世界各国へ輸出しています。さらに国際金融取引の規制が緩和されることで、金融機関は海外銀行への貸し付けや海外金融資産の保有を積極的に推し進めました。その結果、ある国の問題が他国にまで影響するほど各国経済の相互依存が強まりました。
今回のランチトークでは、危機の伝播メカニズムを解説しながら、世界経済がどのようにつながっているのかを語りたいと思います。みなさん、是非ご参加下さい。
第7回「産官学連携の消費者市民教育-大学生の社会参画意識変容の検証-」
 話し手:橋長 真紀子 (経営学部 経営学科 准教授)

従来の消費者教育は家庭科・社会科中心に行われ、悪質商法からの自己防衛に関する内容が中心でした。しかし、平成24年12月の「消費者教育の推進に関する法律」施行を受けて、消費者教育の内容は、社会を構成する一員として主体的に消費者市民社会の形成に参画し、その発展に寄与する市民(消費者市民)の育成が求められるようになりました。そのため持続可能な社会の実現に向け、日々の消費生活を工夫し、将来を見通した生活設計を行う能力、消費者市民として社会へ参画する能力を育成する教育プログラムの開発やその教育効果の検証が喫緊の課題となりました。そこで、大学教育において実施した2つの教育手法に基づく消費者市民教育の実践から、大学生の社会参画意識の変容を検証し、そこで明らかとなった結果を解説します。
第8回(教員サポート企画第2弾)「昼休みにお茶を飲みながらルーマニアの予習!」
 話し手:佐々木 冠(経営学部 経営学科 教授)

いよいよ12月下旬にルーマニアから3人の学生がやってきます。 12月15日木曜日の昼休みに「予習」企画を行います。
概要
・2015年度ルーマニア旅行報告
・2015年度にルーマニアに行った本学の学生が解説します。
・ルーマニア・グッズ大放出   卓上カレンダー、コースター、地図、書籍 など ・ハーブティー、フルーツティー無料


第9回「Pragmatics. What it is and why it's important.  -なぜ日本人は英会話が苦手か:英会話のコツ、すべて教えます-」
 話し手:オルソンR.C. (人文学部 英語英米文学科 講師)

The people of Japan study English very hard but seem to lack the confidence to speak English effectively.
Why is this? One reason is that while many people in Japan know many English words and phrases, they often do not know how to use them.
Pragmatics can help.
Pragmatics is the study of how we use language. It covers areas such as politeness, making requests and complaints, etc.
Pragmatics also studies why certain words and phrases are OK to use in one setting but not in another. Will Pragmatics help you learn more English? Probably not, but Pragmatics will help you become a better English speaker.
Please come and learn more about Pragmatics and learn how to become a better English speaker.

2017年度

第1回「Places I have been:  Languages I have learned」
 話し手:高橋 ヘレン (経営学部 経営学科 講師)
第2回「脳トレって本当に効果あるの?」
 話し手:大宮 秀淑(人文学部 臨床心理学科 准教授)

皆さんも「脳トレ」という言葉を聞いたことがあると思います。かれこれ10年以上も前になると思いますが、「脳を鍛える」、「脳を活性化させる」といった魅力的な言葉で様々なゲームや雑誌が発売されました。特定の課題に取り組むことで集中力が高まる、記憶力が良くなる、脳年齢が若くなるなど、いろいろなことが言われました。では、果たして本当に「脳トレ」には効果があるのでしょうか?あるとすれば、どんな効果があるのでしょうか?それはどれぐらい持続し、最も効果が上がる方法とはどのようなものなのでしょうか?当日は「脳トレ」について解説しながら、最新の研究の中から世界で初めて効果が認められた「脳トレ」の方法と内容について紹介し、皆さんが今日からでもできる「脳トレ」についてお話したいと思います。

第3回「貧しい国が豊かになるために ~資源のワナから考える~」
話し手:金盛 直茂 (経済学部 経済学科 講師)

皆さんが生まれたのはおよそ20年前。皆さんは、生まれたときから、様々な経験をして立派に成長してきました。そして、札幌学院大学の4年間でさらに成長していくことでしょう。私の専門分野は、経済成長論という国の成長を考える学問です。日本が成長するということは、日本は今より10年後、10年後より20年後もっと豊かになるということです。日本は、高い経済成長によって、戦後の貧しい生活から今の豊かな生活になりました。ところが、成長していかない国があります。その国は、いつまでも貧しい国のままでいるのです。そのカギとなるのが、「資源のワナ」です。貧しい国の中には多くの資源(ダイヤモンドや石油)を持っている国があります。でも、その多くの資源が成長を邪魔してしまうのです。不思議だと思いませんか?それはなぜなのか?どのような処方箋があるのか?短い時間ですが、一緒に考えましょう!皆さんが生まれたのはおよそ20年前。皆さんは、生まれたときから、様々な経験をして立派に成長してきました。そして、札幌学院大学の4年間でさらに成長していくことでしょう。私の専門分野は、経済成長論という国の成長を考える学問です。日本が成長するということは、日本は今より10年後、10年後より20年後もっと豊かになるということです。日本は、高い経済成長によって、戦後の貧しい生活から今の豊かな生活になりました。ところが、成長していかない国があります。その国は、いつまでも貧しい国のままでいるのです。そのカギとなるのが、「資源のワナ」です。貧しい国の中には多くの資源(ダイヤモンドや石油)を持っている国があります。でも、その多くの資源が成長を邪魔してしまうのです。不思議だと思いませんか?それはなぜなのか?どのような処方箋があるのか?短い時間ですが、一緒に考えましょう!
第4回「身体とつながろう!-トラウマ治療法の日常への応用ー」
 話し手:手代木 理子(人文学部 臨床心理学科 教授)

皆さんは、日ごろ自分の身体の状態にどのくらい意識を向けているでしょうか?また、ストレスをどのように気づかれますか?身体の不調や、イライラ、不安など気持ちの状態で気づかれるかもしれませんね。私は、臨床心理士として心の問題や病気の治療に携わっています。<トラウマ(心理的外傷)>という言葉をご存じですか?自然災害や事件、事故に遭遇したり、DV、虐待、いじめなどの経験がトラウマにあたりますが、そのような経験をした場合、精神的または身体的にさまざまな反応(症状)が起きてしまうことが少なくありません。そのようなトラウマを抱える方のための治療法がいくつもあり、そのなかでも、身体療法といって身体に着目した治療法があります。私は、そのような身体療法のひとつ(SE)を学んだことで、自分自身が日常のストレスにうまく対処できるようになりました。
今回は、その治療法の理論背景(自律神経の働きと自己調整機能)と日常への応用についてお話ししたいと思います。お時間が許せば、自律神経を落ち着かせる方法を一緒に体験していただけたらと思っています。
第5回「先延ばし癖を変えてみませんか?」
 話し手:斉藤 美香(人文学部臨床心理学科准教授)

レポート課題の締め切りが迫っているのに、「明日やればいいや」と毎日、思い続けたり、ついネットをだらだらしたり、読み終わったマンガをまた読んだり…してしまうことありませんか?このように、何らかのやらなければならないことを行わないまたは、遅らせる現象を“先延ばし行動”と呼び、アメリカの大学生の95%以上が行っているという調査結果も得られています。最近では、大学生に限らず、全世代に一般的に見られる行動として、心理学分野では、多くの研究がされています。今回は先延ばし行動のメカニズムと今やるべきことに集中できるためのヒントについてお話したいと思います。
第6回「財政赤字は誰のせい?」
 話し手:山﨑 慎吾(経済学部経済学科講師)

日本の財政状況が良くないことは皆さん知っていると思います。だいたい900兆円の借金を日本政府は負っています。最近の政府の1年間の収入(歳入といいます)はだいたい100兆円ですが、このうち35兆円くらいはお金を新たに借りる分なので、借りる分以外の収入は約65兆円です。つまり、日本政府の現状を個人に例えると、年収650万円の人が9000万円の借金をしている状態ですのでその途方もなさがわかると思います。このような財政赤字の原因として景気悪化や世界的経済ショックがよく挙げられます。もちろんこれらも大きな原因ではあります。でもそれだけなのでしょうか?今回は、この財政赤字の原因が誰のせいなのか?という観点から考えてみましょう。
第7回「こどもたちにはA(挨拶)K(感謝)E(笑顔) が必要だ!」
 話し手:松井 光一(人文学部こども発達学科教授)

日本の教育界では、今年の6月に新学習指導要領が告示され、2030年の未来を想定した教育改革が提案されました。一番大切なのは、こどもたちに身につけさせたい「3つの資質・能力」をベースに、各教科等の内容や各学年の実態を踏まえ、「こどもの発達」を縦軸、「学校・家庭・地域の連携」を横軸に『社会に開かれた教育課程』をつくることとしています。しかし、今目の前のこどもたちに、いや、こどもだけではなく、大人も学生もSGUにも必要なものは、「A(挨拶)K(感謝)E(笑顔)」であると思います。「挨拶、感謝、笑顔が大切です!」というと、どこかの自己啓発セミナーや就職対策講座等で出てくる言葉のようですが、実はこのAKE、人生を幸せにする素敵なアイテムなのです。最後に、皆様が笑顔になれば大拍手!
第8回「?と思う心」
 話し手:檜山 純(経営学部会計ファイナンス学科准教授)

生まれたときから情報があふれている時代では,説明を鵜呑みにしないこと,嘘を嘘と見抜けることが重要になってきます。 財務諸表監査においても,会計不正や粉飾決算を見逃さないために,「職業的懐疑心」が求められています。粉飾というと,悪い経営者が私腹を肥やしているように思うかもしれませんが,会社を存続させるためにしかたなく不正を行うこともよくあります。その場合,組織ぐるみで監査人をだましにかかりますから,会社の説明を鵜のみにせず,?と思い続けることが監査人に求められているのです。懐疑心の保持は,21世紀に入り,より強調されています。もっとも,あの会社は不正をしているに決まっている!と猜疑心を発揮するのは違います。すぐに見破られる粉飾,センスのよい粉飾,限りなくブラックに近いけれど粉飾にならない例など,会計不正今昔物語の一端をお話ししたいと思います。
第9回「速い思考と遅い思考?直感的で衝動的なシステムと論理的で怠け者なシステム・・・まな板モデルで考える」
 話し手:室橋 春光(人文学部臨床心理学科教授)

ダニエル・カーネマン博士は著名な認知心理学者ですが、不確実な状況で意思決定を行う場合に現れる私たちの心理的特性を長年にわたり研究した成果に対して、2002年にノーベル経済学賞を受賞しました。私たちの脳は、可能ならばエネルギーを使わず面倒なことをせずに、物事を処理しようとする特性をもっているようです。脳の情報処理実行装置であるワーキングメモリーがその重要な舞台になっていると想定して、「頭の中のまな板」モデルを使ってちょっとだけ考えてみたいと思います。
第10回「地域を支える企業の新しい取り組みの応援制度」
 話し手:河田 真清(経営学部経営学科教授)

近年、地方創成という言葉がよく聞かれますが、地域の産業の活性化によって地域を持続的に支えていくためには、地域に根差す企業の取り組みがカギとなります。そういった観点から地域の企業の新しい取り組みを応援する制度である「地域産業資源活用事業」「農商工等連携事業」について紹介するとともに、同制度を活用している企業の取り組みを見てみたいと思います。

2018年度

第1回「私の夢は娘をジョージと結婚させること!?」
 話し手:吉川 哲生(経営学部会計ファイナンス学科准教授)

国際金融ってなんだか難しそうですよね。でも、おかねのことを知らないとみなさん損しますよ。
ランチタイムトークではそんなことよりも、伝えたいことがあります。
(1)学生のみなさんには海外に行け!行け!言いますが、私、実はグローバルな人間じゃないんです。
(2)世の中お金です!愛だけでは生きていけません。それと夢もあった方がいいですね。

第2回「あなたはどのサーモンを食べますか? ー水産生鮮物の品質と価格ー」
 話し手:森 邦恵(経済学部経済学科教授)

皆さんは、魚の「品質」といわれてどのような内容を思い浮かべますか。また、 魚に関する「情報」をどの程度正確に理解しているでしょうか。回転寿司で「サーモン」と表記されている理由はわかりますか?今回のTalkでは、サケ・サーモンがどのように生産され、流通し、購入されているか、その一端を紹介します。
第3回「民事訴訟のIT化ー民事訴訟はこれからどう変わるか」
 話し手:横路 俊一(法学部法律学科)

昨年10月、政府の「未来投資戦略2017」を受け、「裁判手続等のIT化検討会」が設置されました。この検討会では、民事訴訟手続における①e提出(e-Filing)②e法廷 (e-Court)③e事件管理(e-Case Management)の実現を目指すという観点から検討が進められ、今年の3月30日に取りまとめが発表されています。その概要についてご紹介し、民事訴訟が今後どのように変わる可能性があるかをお話ししたいと思います。
第4回「ハワイでのゼミ研修旅行について」
 話し手:水島 梨紗(人文学部英語英米文学科)

水島ゼミナールでは、毎年2月にハワイ州ホノルル市を訪れ て、ハワイ大学マノア校の学生および現地の人々との国際交流活動や、ハワイの歴史・文化に関する学びを深めています。 当日のLunch Time Talkでは、ゼミ生の声も交えながら、 これまでの当ゼミナールの取り組みと、ハワイの魅力についてご紹介します。

第5回「書道ってなにが楽しいの?」
 話し手:河合 直樹(人文学部人間科学科)

これまで私は、東日本大震災の被災者や外国語話者の方々を対象にした書道ワークショップを開催してきました。それらの活動の意味や効果を、心理学の視点から読み解き、書道のもつパワーと楽しさの一端に迫ります。「書道には嫌な思い出しかない、でも、もう一度挑戦してみたい」--そんな方にこそ、ぜひ聞いてほしい話題です。


第6回「人はなぜ働くのか?」
話し手:黄 昕(経営学部経営学科)
 
皆さん、時々このような自問自答をしているのでしょうか?私は一体何のために仕事をしているの?色々考えると、結局、これは愚問だ!もちろん、お金のためだろう!もし、お金持ちの子供として生まれたら、或いは、宝くじが当たったら、皆さん、働きますか?私と一緒に組織行動の視点から考えましょう。

第7回「私失敗ばかりしているので・・・」

 話し手:山本 政俊(人文学部人間科学科)

TVドラマ「外科医大門未知子」決め台詞は「私失敗しないんで」です。これを毎日聞かされると、「失敗しちゃいけないんだ」「失敗ばかりしている私はなんてダメ人間なんだろう」と刷り込まれてしまいませんか?栄光と成功だけが取り沙汰される社会の中で、「何もできない私がいる意味って何?」とか思いませんか?人間誰しも失敗もつまずきもエラーも挫折もあるのにね。「それをどう乗り越えたかなんて・・・私にはできそうもない」と逃げたくなります。私ほんと失敗ばかりしてきました。どんな失敗してきたか恥ずかしいですけれどお話します。でも今日まで生きてきました。そして、今私は思っています。明日からもこうして生きていくだろうと。

第8回「歴史的環境の保全について考える」

 話し手:小幡 宣和(法学部法律学科)

みなさんは歴史的環境について考えたことはありますか?そもそも,歴史的環境とは何でしょうか。歴史的環境の保護のためにこれまで人々がどのような取り組みをしてきたのか,歴史的環境保護のためにどのような法律があるのか,今回のLunch Time Talkでは考えてみましょう。

2019年度

第1回「飲まない睡眠薬「ライア(竪琴)」の音色と響きを体感しよう!」
 話し手:田中 敦士(人文学部人間科学科)
第2回「キャリア探究~ アニマドーレの活動に参加してみませんか」
話し手:栃真賀 透(人文学部人間科学科)
第3回「えひめの名産:みきゃんとじゃこ天」
 話し手:菊池 浩光(心理学部臨床心理学科)
第4回「宗教と臨床心理学の間~召命(vocation)とフランクル,V.の思想から」
 話し手:小林 茂(心理学部臨床心理学科)
第5回「けん玉ではなぜ膝が大事だと言われるのか:エキスパートのうごきから探る」
 話し手:伊藤万利子(心理学部臨床心理学科)
第6回「アイヌ語ってどんな言語?」
 話し手:岸本 宜久(経営学部経営学科)

お問い合わせ

Contact us

問い合わせ先

札幌学院大学コラボレーションセンター(担当事務局:学生支援課学生支援係)

住所:
〒069-8555 江別市文京台11番地
メールアドレス:
collaboration@sgu.ac.jp
電話番号:
011-386-8111(代)
ファックス番号:
011-386-8190