〈お知らせ〉「教員を目指す学生たちの自主勉強会」先輩から後輩へバトンリレー

「教員を目指す学生たちの自主勉強会」先輩から後輩へバトンリレー

只今大学は春休み中。普段は学生で溢れている大学構内もこの時期は少し閑散としています。そんな中、ある教室では教員を目指す学生たちによる自主勉強会が盛り上がっています。メンバーは、今月卒業を控えた4年生と後輩たち。先生役と児童役が日替わりで交代する模擬授業を中心に、教員採用試験を想定した面接練習や集団討論などを行っています。
教員を目指す学生たちの自主勉強会
教員を目指す学生たちの自主勉強会
3月3日(金)は、2年生算数と6年生国語の模擬授業。算数では「くりさがり」の考え方を自作の教材で説明、国語は名作「川とノリオ」を教材に、様々な表現方法の工夫が登場人物の心情などを効果的に表していることを解説しました。授業が終わった後は参加者全員で、先生役の声や表情、板書の読みやすさ、説明の仕方などについて意見交換です。
この勉強会を企画した奥村崇人さん(こども発達学科4年)は、「仲間を誘って思いつきで始めたのがきっかけです(笑)。自分の成長のためはもちろんですが、次代の成長にもつながればと思います」と笑顔で語ってくれました。彼も今春から小学校教員として教壇に立ちます。
教員を目指す学生たちの自主勉強会
教員を目指す学生たちの自主勉強会
小出良幸こども発達学科長は、「本学科では教職志望の学生へ様々な学習サポートを行っているが、学生たちの自主的な勉強会は授業の振り返りにもなるのでとても良いこと」と話されました。
本学の学位記授与式(卒業式)は3月18日(土)。4年生にとっては大学生活も残りわずかとなりました。4年生から後輩たちへ、教員になるための学びのバトンリレーは最後まで続きます。
  • 発行日: 2017年03月06日