〈お知らせ〉保護者の皆様へ~学生の健康に配慮した教育活動を行います~

保護者の皆様へ~学生の健康に配慮した教育活動を行います~

 新入生の保護者の皆さまには、ご子息、ご息女を本学に迎えることができ、大変嬉しく思います。在学生の保護者の皆さまにおかれましても、日頃より本学の教育への取組にご理解とご協力を賜り誠にありがとうございます。

 本年は、新型コロナウイルス感染拡大防止に伴い、入学式の中止や各種行事の縮小、授業開始の遅れ等が生じております。ご子息、ご息女のみならず保護者の皆さまに多大な不安とご心配をおかけしております。学長として、心よりお詫び申し上げます。
 本学は、この社会的脅威に向き合うため、次の基本方針を策定しました。
 

○      札幌学院大学は、新型コロナウイルス感染症の危機克服に向け、大学学則第1条にある人材を育成するための教育活動を止めません。

この方針に従い、本学は
 1)学生、教職員の命と健康を守ること

 2)人権を擁護し、法令等を遵守すること

 3)大学としての教育の質を保証すること

の3つを重視し、前期の授業期間を5月4日から8月15日までとしました。その上で、ウイルス感染の危険を回避するため、少なくとも5月30日までは学生を通学させることなく、すべて遠隔により授業を進めることとしました。

 遠隔授業とは、インターネットを通じて学ぶ、新しいタイプの講義です。

 ご子息、ご息女は、安全な場所からパソコンやタブレットを使って学習を進めます。近年、インターネットを自在に扱える若者への教育手段として、全世界の教育機関が遠隔授業に積極的に取り組んでいます。文部科学省も新型コロナウイルス感染拡大防止の観点からこれを奨励しています。

 今の状況は日本の教育界にとって大きなピンチでありますが、一方で教育の革新につながる可能性が期待されます。本学の学生もまた、遠隔授業での新たな学びを通じて大きく成長してくれるものと期待しています。

 なお、遠隔で学ぶためにはインターネット等の通信環境が求められます。本学は、こうした負担を極力発生させないよう、教材づくりの工夫に取り組んでいます。また、自宅に環境が用意できない学生のために、大学には十分な台数のパソコンとインターネット環境を用意しております。

 以上、本学は今、教職員が一体となり、遠隔授業の実施に向けて、教育の質を保証する教材の開発と学生の学びを支援する体制づくりを進めております。保護者の皆様におかれましては、ご子息、ご息女の健康に配慮した遠隔授業の取組に対してご理解とご支援を賜りますよう願い申し上げます。

 

 2020年4月21日  学長 河西 邦人


  • 発行日: 2020年04月21日
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