〈お知らせ〉第41回学術講演会「講演と音楽の夕べ」を開催いたしました

第41回学術講演会「講演と音楽の夕べ」を開催いたしました

理事長挨拶

理事長挨拶

学園創立70周年・大学開設50周年を記念し、11月18日(土)に「第41回講演と音楽の夕べ」を本学SGUホールにて開催しました。卒業生、近隣地域の方を中心に約200名の方にご来場いただきました。
冒頭では、学生が制作した「70年の歩み」映像を放映し、会場の皆様と学園創立から現在までの歴史を振り返り、続いて、 井上俊彌理事長、学園創立70周年・大学開設50周年記念事業推進委員長の菅原秀二常務が挨拶し、大学の成り立ちから現在の状況、そして今後の展開などを話しました。
第1部の講演では、公益社団法人北海道観光振興機構会長、北海道銀行代表取締役会長、北海道経済連合会副会長、札幌商工会議所札幌成長戦略推進特別委員会委員長を務められていらっしゃる堰八義博氏をお招きし、「北海道観光の現状と課題-人材育成と大学の役割-」のテーマで講演いただきました。
堰八氏からは、「観光を取り巻く現状」、「観光振興の取組み」、「観光を取り巻く課題」について、パワーポイントを活用しながらご説明頂きました。最後に北海道観光を支えるための「人材育成と大学の役割」として、学内の授業だけでなく、学外に出て学ぶ体験も重要であること。また、郷土愛を育み、北海道の歴史に興味を持たせること、学ぶことの大切さを伝えることが重要ではないかとのご提言を頂きました。来場者は、堰八氏の説得力ある、かつ、丁寧な説明にメモを取りながら聴いている方が多数いらっしゃいました
堰八 義博氏

堰八 義博氏

第2部の音楽では、「弦楽器の魅力」をテーマに、ヴァイオリン奏者大平まゆみさん(札幌交響楽団コンサートマスター)、チェロ奏者小野木遼さん(札幌交響楽団)、鈴木勇人さん(札幌交響楽団)の演奏が行なわれました。演奏はヴァイオリンソロから始まり、ヴァイオリンとヴィオラの二重奏、力強いチェロの独奏、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロの三重奏と続き、SGUホール内は素敵な音色が拡がりました。
演奏の合間には、楽器の特徴などの解説があり、来場者は関心しながら聴き入っていました。演奏終了後、大きな拍手にアンコール曲の演奏もあり、会場内は大変盛り上がりました。

【当日の演奏曲目】

● J.S.バッハ/無伴奏ヴァイオリン パルティータ 第3番 ホ長調 BWV1006
●モーツァルト/ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲 変ホ長調 K.364より第1楽章
●黛敏郎/無伴奏チェロのための「BUNRAKU」
●モーツァルト/ディヴェルティメント K.136(125a) より

弦楽三重奏

弦楽三重奏

アンケートでは大変好評なご意見が寄せられました。その一部を紹介いたします。
(講演会)
北海道観光についての数々のご指摘に深い感銘を受けました。特に職と観光についてのご意見は素晴らしいの一言です。
とても分かりやすい説明で、北海道観光の現状を理解することができました。
興味深い話の数々、期待以上でした。
(演奏会)

素晴らしかった。札響の若手を育てる姿勢も教育の場での演奏会にふさわしい。
弦楽器の素晴らしさを知りました。
心の奥に染み入る音色に感動しました。
  • 発行日: 2017年11月22日